悠久山 昼の紅葉と太陽のお話

11月16日に悠久山の紅葉を撮影しました。

平日でしたが、親子連れで紅葉狩りに来ている方々がちらほら見えました。(上の写真には人が写っていませんが、あえていない時を狙って撮影しています)





色鮮やかな紅葉と紙面に広がる落葉を見て、秋の空気と近づきつつある冬を直に感じました。








さて、前回の「ミニ講座」ではシャッタースピード(SS)のお話をしました。今回は、撮影のコンデションを大きく左右する天候について、少しお話をしたいと思います。

上の二枚の写真は同じ時間に、同じ角度から、同じ設定の、同じカメラで撮影した写真です。ただ一つだけ違うのが天候で、違いは太陽が出ているか、雲に隠れているかです。

二枚の内の上の写真は太陽が雲に隠れて日光が当たっていない写真で、下が太陽に照らされている写真です。日光が当たっていない写真は、無駄な光が無いため白飛びも無く、木々の色がはっきりと写っています。対して日光に照らされている写真は、全体的に色味を失ってしまい少し冷たい雰囲気となってしまいました。また、周囲の風景を映し出すせっかくの綺麗な水面も、反射してしまいボケたものとなっています。

日光は写真の出来栄えに大きく影響します。雲一つ無いような快晴が必ずしも良いというわけではありません。今回の比較写真では日光が裏目に出たものを紹介しましたが、逆に晴れた方が綺麗な写真を撮ることができる場合もあり、ケースバイケースです。

皆さんも写真を撮る機会があるときは、ぜひ日光の差し具合に注意してみて下さい。









この記事を最後まで見ていただきありがとうございます。 今後も撮影活動を行っていき、その都度にホームページも更新していきます。    

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