悠久山 夜の紅葉とシャッタースピード(SS)のお話

11月7日の夜に悠久山を撮影してきました。


日頃は明るい時間帯に来ることが多いですが、夜は人が少なく車の音も目立たず虫の音が響き、違った雰囲気を楽しむことができます。









さて、悠久山は春の桜がライトアップされていますが、秋の紅葉はライトアップが施されていません。

上の一枚の写真がライトに照らされたように明るく見えるのは、シャッタースピード(SS)というものが関係しています。「シャッター速度」や「露光時間」とも言います。カメラの設定でSSを長く設定して、光量をより多く取り込むことにより、夜間でも明るい写真を撮影することができます。



結果、同じ時間に、同じ角度から撮影した写真でも、スマートフォンとデジタル一眼レフカメラでは次のような差が出てしまいます。


《一眼レフカメラ》

SS:30秒



《スマートフォン》

SS:1/4秒



一眼レフカメラではSSが30秒と長く設定しているため、暗闇でも明るく撮れています。また、昼間とは異なる画にもなり、夜間ならではの写真に仕上がります。

一方、スマートフォンはSSが1/4秒と早い設定となっているため、紅葉を確認することが困難です。


最近はスマートフォンやコンパクトデジタルカメラでも、SSを調整できる機種があるようです。皆さんも機会があるときに、ぜひ試してみてはいかがでしょうか。






この記事を最後まで見ていただきありがとうございます。今後も撮影活動を行っていき、その都度にホームページも更新していきます。    

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